鈴木るみこさん

ライターと名乗れるほどの経験も実績もないが、かろうじて書く機会があるときは、いつもku:nelのライター「鈴木るみこさん」を真似たいと思っていた。
すっと情景が頭に入ってきてどんどん読み進めたくなってしまう、流れるような文を書く方だ。活字離れ世代だからだろうか、ついつい写真だけを見て満足してしまうページも、この人の文章だとまったく苦にならない。
この人のように書けたらどんなに書くのが楽しいだろう、と読むたびに思っていた。


久しぶりに私なんぞが書く機会を頂き、参考までに「鈴木るみこさん」は一体今どんなお仕事をされているのだろうと、軽い気持ちでネットで検索した。そして、亡くなられていることを知った。ずいぶんと早い死のようだった。
お会いしたこともない、言うなればただのファンなだけだが、なんだか居たたまれない気持ちになり、amazonで急いで本を買い、このどうでもいい自分の想いをなんだか書きたくなってしまった。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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